ゴータマ・ブッタの教えの輪(ダルマ・チャクラ)(法輪)は、人々の暮らしの中へ転入することによって、暗く冷たい迷いと苦しみを砕破するところから、仏教では説法のことを「転法輪」と呼び、法輪は仏教のシンボルとされてきました。
古代インド、マウリヤ朝のアショーカ王は武力に依らない真理(ダルマ)による統治を実践しました。仏教を保護した王はブッダ最初の説法地サールナートに石柱法勅を建てました。その先端には四方を見すえる四頭の獅子が置かれ、足下には法輪が刻まれています。
1950年1月26日、それがインドの国章に採用された時、「真実こそが勝利する」という言葉が添えられたのです。